名古屋市は25日、新たに31人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。また入院していた90代女性が亡くなったことも発表しています。

 名古屋市が25日、新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10歳未満から90代までの男女合わせて31人です。

 クラスターとなっている市内の高齢者施設では、新たに90代の利用者の女性に感染がわかりました。このクラスターは13人になりました。

 このほか、これまでに利用者2人の感染がわかっている高齢者施設でも職員5人に感染がわかりました。

 さらに別の複数の高齢者施設でも感染者が確認されていて、25日に発表された高齢者施設の感染者は11人に上ります。

 市によりますと、高齢者施設内では職員から利用者に感染が拡がるケースが多いとみられ、市の担当者は「人手不足で大変だろうが、職員は軽い体調不良でも検査を受けてほしい」と話しています。

 25日はこのほか、医療機関に入院していた90代女性の感染者が亡くなったことも発表されました。市内の死者は181人になりました。