55年ぶりの保守分裂となった岐阜県知事選挙で当選を果たした古田肇知事に、26日当選証書が授与されました。

 24日投開票された岐阜県知事選挙で、県政史上最多となる5期目の当選を果たした現職の古田肇知事(73)が26日、県選挙管理委員会から当選証書を受け取りました。

 55年ぶりに保守分裂の構図となった岐阜県知事選挙では、自民党国会議員の大半が古田知事を支持した一方で、自民党県議団幹部らは敗れた元官僚の江崎禎英さん(56)の支援に回りました。

 古田知事が今後、喫緊の課題である新型コロナ対策に加え、県政を円滑に運営するため選挙で対立した自民党県議団幹部らとの関係をどう改善していくのか注目されます。