知事選挙で分裂した岐阜の自民党。選挙後初めて県議団が会合を開き、選挙で分裂したものの会派は割らない方針を確認しました。

 岐阜県議会では28日、自民党県議団の幹部らが知事選後初となる会合を開き、この中で会派を割らず今後も1つにまとまって議会運営に当たっていく方針などが確認されました。

 知事選では5期目の当選を果たした古田肇知事(73)と、元官僚の江崎禎英さん(56)との間で、自民党の国会議員と県議団がそれぞれ割れ、今後の対応が焦点となっていました。

自民党岐阜県連会長代行の猫田県議:
「これからお互いに胸襟開いて相談することが一番いいと思います。クラブ(県議団)は増強して割らないし、県連も割らない方がいいに決まっています」

 自民党岐阜県連では、野田聖子衆院議員が責任を取り会長を辞任する考えを示していて、近く執行部による会合を開き、今後の組織体制などを話し合う方針です。