三重県では29日、新たに17人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。県内の新規感染者が20人を下回るのは、1月18日以来11日ぶりです。

 感染が分かったのは、四日市や鈴鹿市などに住む10代から80代の17人です。

 クラスターが発生した鈴鹿中央総合病院では、入院患者で40代と70代の男性2人に感染がわかりました。このクラスターは68人になりました。

 また、28日に陽性が判明した鈴鹿市の保育所に勤務する40代女性の濃厚接触者として、同居家族の男子高校生が検査を受けたところ、感染がわかりました。

 女性が勤務する保育所では、全職員約40人の検査を進めているほか、今後、約100人の園児の検査も検討しているということです。

 また29日は入院していた70代の男性が亡くなったことも発表され、県内の死者は30人となりました。

 29日時点の三重県の重症者は8人、病床使用率は、61.6パーセントです。