三重県では31日、新たに14人に新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。志摩市では新たにカラオケ喫茶でクラスターが発生しました。

 感染が確認されたのは志摩市や津市、四日市市などに住む10代から80代の14人です。

 明和町の60代女性は、県内の保育施設の保育士で、寒気の症状が出た29日も勤務していたことから県はこの保育士と接触があった園児や職員26人の検査を進めています。

 志摩市の70代女性と80代男性は、これまでに経営者と利用客2人の感染が確認されている市内のカラオケ喫茶の利用客で、関連する感染者が5人となりました。県はこの集団を新たなクラスターに認定しました。

 クラスターが発生している津市の武内病院では新たに20代男性と50代女性の看護師に感染がわかりました。このクラスターはこれで21人となりました。

 31日時点の三重県の重症者は9人で、病床使用率は58.0パーセントです。