三重県では1日、新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、津市や四日市市に住む10歳未満から80代の15人です。

 このうち、亀山市と鈴鹿市の50代と60代の男性2人は、クラスターになっている鈴鹿中央総合病院の入院患者です。

 2人は一度PCR検査で陰性になっていましたが、その後に感染者と接触したため再検査をしたところ、陽性と判明しました。この病院での感染者はこれで72人になり、1つのクラスターとしては過去最多の人数になりました。

 また、津市と鳥羽市の70代から80代の男性3人は、複数の感染者が出ている津市の武内病院の入院患者です。

 一方、津市の未就学の女の子は26日夜に高熱が出て、検査で陽性が判明しました。県は登園していた施設の園児など約60人の検査を進めています。

 三重県は病床が16床増えたこともあり、2月1日時点の病床使用率は50.1%になっています。感染者数は1191人になっています。