愛知県では3日、新たに114人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また感染していた10人が亡くなったことも発表されました。

 感染が判明したのは10歳未満から90代の114人で、今年に入ってからの水曜日の新規感染者数を比較すると1月6日が364人、13日が319人、20日が245人、27日が227人と減少傾向です。

 また、入院していた60代の女性ら10人が亡くなったことも発表され、県内の死者は420人となりました。

 13人に感染が確認され、クラスターと認定されている豊田市の高齢者施設では、新たに80代の女性利用者が陽性とわかりました。

 現在、愛知県で発生している28のクラスターのうち、高齢者施設が15となっています。3日に開かれた対策本部会議では愛知県医師会の柵木充明会長が「今後は高齢者施設をどう守るかが大きなテーマ」と述べたほか、保健所の担当者からも高齢者の感染が相次いでいることへの懸念の声が上がりました。

画像:NIAID-RML