市場に出回る量少なく「幻のみかん」とも…『市木オレンジ』の収穫 夏みかんと温州みかんを交配 三重
幻のみかんと呼ばれる「市木オレンジ」の収穫が、三重県紀宝町で最盛期を迎えています。
市木オレンジは夏みかんと温州みかんを交配させた果実で、栽培している農家が少なく市場に出回る量が少ないことから「幻のみかん」と呼ばれています。
紀宝町の石本果樹園では、30年ほど前から市木オレンジを栽培していて、4日朝、農家の人たちがハサミで一つ一つ丁寧に摘み取っていました。
今年は天候に恵まれ、程よく酸味の抜けた美味しい市木オレンジができたということです。
収穫は3月中旬まで続き、地元の道の駅などで販売されます。