名古屋市は4日、新たに30人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。また入院していた5人の感染者が亡くなったことも発表されました。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10代から90代までの男女合わせて30人です。

 これまでに28人が感染し、クラスターとなっている市内の医療機関では、20代の女性職員に新たに感染がわかりました。

 感染者が26人出てクラスターとなった高齢者施設では、80代男性と90代女性の利用者に感染がわかりました。クラスター化した別の高齢者施設でも60代の男性職員が陽性となりました。

 また、入院していた50代から90代の男女5人が亡くなったことも発表され、市内の死者は212人になりました。

 4日は、1月の区別の新規感染者数も発表されました。多かったのは順に中川区の367人、港区の263人、緑区の256人で、いずれも施設でクラスターが発生し、12月と比べて数十人増えています。

 一方、12月は352人で最多だった中区は222人まで減っていて、市の担当者は「繁華街があり、飲食店への営業時間の短縮要請が効いたのではないか」と分析しています。