新型コロナウイルスのワクチンを保管する超低温冷凍庫が、6日午後に岐阜市の長良医療センターに設置されました。

 長良医療センターは、一部の医療従事者へのワクチンの先行接種を行う医療機関に指定されていて、6日午後、ワクチンを保管するための超低温冷凍庫「ディープフリーザー」が設置されました。

 この冷凍庫はマイナス75度で、およそ2万5000回分のワクチンを保管することができます。

 長良医療センターでは、2月下旬から医師や看護師ら200人を対象にワクチン接種を始める計画で、松久卓院長は「接種後の経過観察などに注意しながら慎重に進めていきたい」と話しました。

 同様の冷凍庫は、今後、岐阜県内26カ所の医療機関などに順次設置される予定です。