名古屋鉄道は新型コロナウイルスの影響で赤字が拡大する見込みで、今年度の業績予想を下方修正しました。

 名鉄が8日に発表した今年3月期の連結業績予想では、純損益が前回公表した240億円の赤字から275億円の赤字に下方修正されました。

 新型コロナの感染再拡大による移動の自粛で、鉄道やレジャー施設、ホテルなどすべての事業で売り上げがさらに減る見込みです。

 また、去年4月から12月までの連結決算は、売上高が前年同時期に比べ23.6%減って3571億円、純損益が88億円の赤字となっています。