三重県では11日、新たに8人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が分かったのは、伊勢市、津市、志摩市、鈴鹿市に住む、30代からの80代の男女8人です。

 このうち志摩市の50代の女性は県立志摩病院の委託職員で、入院患者の感染が判明していた病棟にも出入りしていたということです。

 この病院での感染者は5人となり、クラスターに認定されました。県は、この病院の全職員およそ440人の検査を進めているほか、今後、感染者が出た病棟を退院した患者についても検査を進めていくということです。

 三重刑務所では30代と40代の男性刑務官2人と、伊勢拘置支所に勤務する30代の男性刑務官のあわせて3人にも感染が判明しました。

 また入院中だった60代の男性が10日に亡くなり、県内の死者は41人になりました。

 三重県の11日時点の病床使用率は42.4%です。