名古屋市が、新型コロナウイルスのワクチン接種について実施したアンケート結果を公表しました。「接種したい」と答えた人は7割を超え、年齢が高いほど早い時期の接種を望んでいることがわかりました。

 名古屋市は2月5日から9日にかけ、ウェブサイトで市民に新型コロナのワクチン接種についてアンケートを実施し、およそ8500人から回答を得ました。

 それによりますと、ワクチンを「すぐにでも接種したい」と回答した人は全体の37.8パーセントで、「様子を見てから接種したい」と回答した34.5パーセントと合わせ、7割以上が接種を望んでいることがわかりました。

 年齢別にみると「すぐに接種したい」と答えた人は、19歳以下が22.7パーセント、20歳から64歳が30.9パーセント、65歳から74歳が64.0パーセント、75歳以上が69.7パーセントで、年齢が高いほど早い時期の接種を望んでいることが分かりました。

 一方、ワクチンを「接種したくない」という人の多くは、「副反応のリスク」や「効果がよくわからない」を理由に挙げています。

 名古屋市は今回のアンケート結果を近くホームページで公開することにしていて、今後の接種計画の策定などに役立てたいとしています。