三重県では13日、新たに9人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは津市や鈴鹿市に住む50代から80代の男女9人です。

 このうち50代の男性は、クラスターが発生している鈴鹿中央総合病院の入院患者で、この病院の感染者は88人となりました。ほかにもこのクラスターの患者の家族ら9人にも感染が確認されています。

 また、県立志摩病院のクラスターでも新たに看護師1人の感染が分かりました。この看護師は2月8日の検査では陰性でしたが、その後、症状が現れたため改めて検査した結果、陽性と確認されたということです。

 県は入院していた80代の女性が亡くなったことも発表しました。2月に入り三重県では新型コロナで13人が亡くなっていて、1カ月の死者数としてはこれまでで最多です。

 県はおよそ3週間前のクラスターなどによる高齢者の感染増加が影響しているとみて、引き続き感染対策を呼びかけています。