三重県では16日、新たに15人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また70代の男性が亡くなったことも確認されました。

 新たに感染が確認されたのは、10歳未満から90代の男女15人です。

 このうち、鳥羽市の80代女性や20代男性など12人は市内の特別養護老人ホーム「鳥羽陽光苑」の入所者や職員で、県はこの施設をクラスターに認定しました。

 13日に複数の入所者が発熱などの症状を訴えたことから、職員45人と入所者50人を検査したところ、今回の陽性が判明しました。

 16日は入院後に重症化していた70代の男性が亡くなり、県内の死者は47人になりました。三重県の16日時点の病床使用率は35.1%で、重症者は11人です。