「副反応疑い」で専門的な医療機関につなぐ役割…新型コロナワクチン接種者からの相談窓口設置へ 愛知県
新型コロナウイルスのワクチン接種で、愛知県は接種した人からの相談窓口を設けます。
愛知県は16日、医療団体の関係者らを集めてワクチン接種推進本部の第2回の会合を開き、国の通知に従って県として接種した人からの相談に応じる窓口を設置すると説明しました。
4月から高齢者への接種を予定していることから、3月中にも立ち上げるとしています。
相談窓口は各市町村も設けることになっていますが、市町村が接種前の問い合わせに応じるのに対し、県は接種後に副反応が疑われる症状が出た人について、専門的な医療機関につなぐ役割を果たします。
ワクチン接種を巡っては国が方針を固めきれていないことも多く、会議の出席者からは、感染し回復した人への接種をどうするかや、接種した人の同居家族が感染した場合、濃厚接触者とするのかなど質問が相次ぎました。