愛知県の大村知事のリコールを巡る不正署名問題で、愛知県議会は「事実解明を求める決議」を19日午後にも議決する方針を固めました。

 大村知事のリコールを巡っては、何者かがアルバイトを大量に雇って署名を書き写させていたとみられ、県選管も15日に地方自治法違反の疑いで刑事告発しています。

 関係者によりますと「不正署名は民主主義に対する重大な挑戦で看過できない」として、「徹底した事実解明を強く求める決議」が19日開会の2月定例議会に提出され、午後にも議決される見通しです。

 また県議会では、新型コロナ対策で営業時間の短縮要請の延長を受け入れた飲食店への協力金の費用として、674億円あまりの補正予算案が午後可決される見通しです。