真冬の境内で下帯一枚の僧が冷水を被る「寒水行」が、愛知県岡崎市の善立寺で行われました。

 毎年、千葉県の日蓮宗大本山で百日間の荒行を終えた修行僧の清めために行われる寒水行。

 新型コロナの影響で荒行が中止となり、過去に経験した僧らによって行われました。

 参詣者が見守る中、4人の僧が交代で現れ、下帯一枚の姿で樽に張った冷水を手桶ですくい、頭から勢いよく被りました。

 この時の気温は6度で、経を唱えながら無心で冷水を被る僧の姿を、参詣者らは手を合わせて見守っていました。