三重県紀北町で19日、カツオの一本釣り漁船が出港しました。

 19日午前、紀北町の長島港で大漁旗を掲げたのは、カツオ一本釣り漁船の「光榮丸」。

 光榮丸には17人が乗り込み、家族や漁業関係者らおよそ30人が見送る中、カツオ漁に出港しました。

 光榮丸は硫黄島の南東およそ500キロの漁場へ向かい、その後北上するカツオを追って、小笠原諸島周辺から三陸沖へと移動しながら漁と水揚げを繰り返し、11月ごろまで操業します。

 光榮丸の漁師は「先に出ている船から釣れている情報などが入っているので期待したい」と話していました。