「発熱外来」で感染者の対応した看護師も…三重でコロナ新規感染者14人 介護施設のクラスター20人に
三重県では19日、新たに14人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
感染がわかったのは、津市や四日市市などに住む10代から90代の男女14人です。
このうち、津市の80代と90代の男女3人は、クラスターになっている「介護老人保健施設つつじの里」の入所者です。このクラスターは20人になりました。県はこの施設の利用者など25人を追加で検査することにしています。
また70代から90代の女性4人は、鳥羽市の特別養護老人ホーム「鳥羽陽光苑」の入所者で、この施設での感染者は17人になりました。
伊勢市の20代の女性は、伊勢赤十字病院に勤務する看護師で、すでに感染がわかっている男性看護師の接触者として検査を受けて陽性が判明しました。
検査した病院関係者80人は陰性が確認されましたが、県は引き続き接触者がいないか調査を進めることにいています。
ほかにも、県立一志病院の発熱外来で感染者の対応にあたった50代の女性看護師に感染が確認されました。三重県の19日時点での病床使用率は37.8%で感染者は2440人になりました。