岐阜県では21日、新たに11人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、3人が亡くなったことも発表されています。

 感染が確認されたのは、岐阜市や美濃加茂市などに住む10代から80代の男女11人です。

 このうちクラスターが発生している美濃加茂市の木沢記念病院では、職員や患者など新たに6人の感染が分かりました。感染が確認された患者で可児市の50代の男性は、外来で病院を訪れていて、陽性となった医療従事者と複数回接触していたということです。

 岐阜市は市民病院で働く医療従事者1人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。職員2人が濃厚接触者として検査を受けましたが、いずれも陰性で、患者の濃厚接触者はなく、診療は通常通り実施するということです。

 21日は美濃加茂市と本巣市の70代の男女3人が亡くなったことも発表され、県内の感染者は4564人、103人が死亡しています。