江戸時代からの伝統を誇る愛知県岡崎市の「まるや八丁味噌」に、仕込み用の新しい木桶が納入されました。

 岡崎市の「まるや八丁味噌」では、大正時代に造られ老朽化した古い仕込み用の木桶の新調を、2010年から順次進めています。

 22日は大阪の会社でつくられた新しい仕込み桶3本が、トラックで工場に運び込まれました。

 納入された木桶は、高さ2メートル・幅2メートルで、奈良県の吉野杉でつくられていて、22日は桶の裏に浅井信太郎社長と桶職人が墨で筆入れをしました。

 新調された木桶は今回で合わせて23本となり、3月下旬の八丁味噌の仕込みで使われます。