三重県では28日、新たに7人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

 感染が確認されたのは、津市や鈴鹿市などに住む30代から80代の男女7人です。

 クラスターが発生している津市の介護老人保健施設つつじの里では、入所者で80代の男性と女性に新たに感染が判明しました。このクラスターは入所者と職員あわせて29人になりました。

 また鳥羽市の特別養護老人ホーム鳥羽陽光苑では、入所者の80代女性に陽性が判明し、このクラスターは34人になりました。

 鈴鹿市では、これまでに従業員2人に感染が判明していた会社で、新たに50代の女性従業員が陽性とわかりました。これであわせて従業員3人が陽性となったため、県はこの職場の感染者の集団をクラスターに認定することを検討しています。

 県内の感染者は2514人、病床使用数は27日より7増え、使用率は33.4%です。