新型コロナの影響で需要が低迷する花の魅力を改めて知ってもらおうと、名古屋のビルでは愛知県産の花を使った装飾展示が行われています。

 白いトルコキキョウなどで飾られた華やかな3つの門、その先には明るい色のキクがまるで出迎えるように咲いています。「入学」をテーマにした花の装飾展示です。

 名古屋市中区のJAあいちビルでは、愛知県産を中心におよそ1万本の切り花を使った展示が行われています。

 新型コロナの影響で冠婚葬祭やイベントなどに用いる花の需要が低迷していて、装飾を担当した業者は「花の魅力を改めて知ってもらうきっかけになれば」と話していました。

 この展示は3月5日まで行われています。