1日、東海3県の多くの高校で行われた卒業式。名古屋市昭和区の中京大中京高校では、フィギュアスケートの山下真瑚選手(18)が卒業の日を迎えました。

 国内外多くの大会で活躍した山下選手、クラスメイトと切磋琢磨した思い出を振り返りました。

中京大中京高の山下選手:
「他の部活の人がいい結果を残して帰ってくると、『あぁ自分も頑張らないとな』と思って。スポーツクラスの仲間はすごく大切だなと思いました」

 一方、岐阜県高山市では、県立斐太高校の伝統の卒業行事「白線流し」が行われました。

 互いの友情を誓い、制帽の白線と女子のネクタイを1本に結んで川に流す「白線流し」。新型コロナ対策のため、在校生の見送りをなくすなど、1日は規模を縮小しての開催でしたが、3年生274人が無事に卒業の儀式を終えました。

斐太高校の卒業生:
「卒業したという実感がやっと湧きました」

別の卒業生:
「色々あったけど、無事に卒業できてよかったです」

また別の卒業生:
「(後輩に)見送ってもらえないのは少し寂しいですけど、(白線流しを)行えたことがよかったと思います」