保育園でクラスター発生…園児や保育士7人の新型コロナ感染が判明 三重で新規感染者9人 1人死亡も発表
三重県では2日、新たに9人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。感染がわかったのは、四日市市やいなべ市などに住む男女9人です。
このうち、いなべ市や東員町などの10歳未満から80代の男女6人は、いなべ市の「いなべひまわり保育園」の園児や保育士などです。6人はすでに感染が確認されている保育士の女性の接触者として検査を受けて陽性が判明しました。
この保育園での感染者はこれで7人で県内44例目のクラスターになりましたが、残りの園児や職員など合わせて54人は陰性が確認されたということです。
また、クラスターになっている津市の「介護老人保健施設つつじの里」の介護士で30代の女性と、鳥羽市の特別養護老人ホーム「鳥羽陽光苑」の入所者で90代の女性にも新たに感染がわかりました。2人とも検査で一度、陰性が確認されていましたが、再検査をして陽性になりました。
2日は、入院していた90代の女性が1日に亡くなったことが発表され、県内の死者は54人になりました。三重県の2日時点の病床使用率は31.1%で、感染者は2527人になりました。