岐阜県在住の女性に、変異した新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受け、街では4日朝、感染拡大への不安の声が聞かれました。

 岐阜県は3日、南アフリカで報告された変異したウイルスに県内の50代の女性が感染していたと発表しました。女性は軽症で、これまでのところ海外渡航歴や不特定多数との接触はなく感染経路は分かっていません。

 東海3県で変異ウイルスへの感染が確認されるのは初めてで、4日朝、岐阜の街では感染拡大への不安の声が聞かれました。

女性:
「まさか岐阜で出るとは思わなかったけど。ここら辺は歩いている人も少ないから、そんなにはと思ったんですけどびっくりですね」

別の女性:
「せっかくワクチン接種も始まっているのに…。怖いなと思っています」

 また、女性の接触者は3人いますが、既に県の検査で変異ウイルスの陽性が確認されていて、国立感染症研究所が最終的な確認を進めています。