三重県では4日、新たに4人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、志摩市や亀山市などに住む50代から80代の男女4人です。

 このうち津市に住む団体職員の50代男性は、27日に県内の事務所に出勤したあと、咳などの症状が出てPCR検査を受けたところ、陽性が判明しました。

 職場の同僚など合わせて9人を接触者などとして検査していますが、同居する家族の中に体調不良を訴えている人がいるということです。

 亀山市に住む50代の男性医師の感染も確認されましたが、接触者になっていた同じ病院のスタッフなどはすでに陰性が確認されています。

 4日は入院していた70代の女性が亡くなったことが発表され、県内の死者は56人になりました。

 三重県の4日時点の病床使用率は27.8%で、感染者は2535人です。

 また、県では1月以降の感染者のうちの10%程度、232件の検体で変異株の検査をしていますが、これまで変異株への感染は確認されていないということです。