新型コロナの無症状の感染者がどの程度いるのかを調べるモニタリングPCR検査が、5日午後、岐阜市内で行われました。

 モニタリングPCR検査は、緊急事態宣言が解除された地域などで無症状の感染者が街の中にどの程度いるのかを調べるもので、5日は岐阜市内の商業施設で実施されました。

 検査では、無症状の通行人に無作為に協力を求め、応じた人にキットを渡し採取した唾液を郵送してもらい、PCR検査で調べます。

 結果は協力に応じた人にも専用のアプリで通知され、陽性だった場合は医療機関の受診を求めます。

協力者:
「通りがかりに声をかけていただいて、まだ一度も検査を受けたことがないので、気軽にできる感じで良かったです」

 岐阜県内では4日から駅や繁華街など数カ所でモニタリング検査を始めていて、県の担当者は「当面の間、県内幅広いエリアで検査を継続し、感染再拡大を早期に察知したい」と話しています。