家族と一緒に訪れた親族に感染者…保育園に通う男児が新型コロナに感染 三重で新規感染者10人
三重県では6日、新たに10人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
感染がわかったのは、津市や亀山市などに住む10歳未満から60代の男女10人です。
このうち津市内の保育園の男の子は、2月末に家族と一緒に訪問した親族に感染者が出たため、濃厚接触者としてPCR検査を受けたところ、同居家族の30代男性とともに陽性が判明しました。
男の子に症状はありませんが、4日まで登園していたため、県は保育園の園児や職員41人を検査することにしています。
木曽岬町に住む20代の女子学生は、すでに感染がわかっている小学校教師の同居家族で、2月末に県外の感染者が自宅に来ていたため、濃厚接触者として検査を受けて陽性がわかりました。
三重県の6日時点の病床使用率は26.0%で、感染者は2550人です。
また、三重大病院など県内の9つの病院には6日午前から医療従事者向けの「優先接種」のワクチンが6箱届きました。今回届いたワクチンはおよそ5850回分にあたります。
接種対象は病院の看護師や職員など5万8897人で、3月8日からそれぞれの病院で接種が始まります。