1人は生徒への体罰で、1人は飲酒運転。岐阜県の県立高校の男性教師2人に懲戒処分です。

 岐阜県教育委員会によりますと、県立高校の48歳の男性教師は去年9月、顧問をしている女子バレーボール部の練習中に、呼びかけに反応せずに練習を続けていた生徒の腹を膝で蹴り、叱責するなどしたということです。

 聞き取りに対し、男性教師は「被害生徒に対し身体的苦痛を与え申し訳ない」と話していて、県教委は8日付で減給10分の1・1カ月の懲戒処分を下しました。

 このほかに県教委は、去年12月、車の運転中に「清涼飲料だと思い、チューハイを飲んでしまった」などとして酒を飲み、自損事故を起こした県立高校の別の48歳の男性教師に、3月5日付で懲戒免職処分を下しました。