新型コロナワクチンの医療従事者への接種は、今日も引き続き行われています。

 手探りの中、進められる医療従事者への優先接種。岐阜県多治見市の病院でもスタート。県立多治見病院では、およそ160人の医師や看護師らが接種を受けました。

県立多治見病院の日比野副院長:
「余裕がある方は『少し先にしてください』と。例えば手術と検査とか。患者さん方も病院に行くと『(コロナが)うつるんじゃないか』と、そういう声も結構聞くので。われわれがワクチンを打っているので、安心して病院に来てくださいと」

 しかし、すべてが順調というわけではありません。県立多治見病院では、およそ1800人の医療従事者らが優先接種を希望していますが、いまあるワクチンは1箱およそ500人分。全員分の確保はできていません。

 岐阜県では医療従事者およそ6万5000人の優先接種を、6月末までに終わらせる計画を立てています。