名古屋市は9日、新たに15人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を確認したのは、10代から80代の男女15人です。

 これまでに感染者が78人確認され、クラスターとなっている市内の医療機関では、新たに80代の女性患者に感染が判明しました。

 また市は9日、高齢者や障害児の入所施設の職員にスクリーニング検査を県と連携して始めると発表しました。

 対象は市内で該当する1020の施設に勤めるおよそ3万1000人で、希望者は3月中に1度、唾液によるPCR検査を受けることができます。

 市は2月にも企業から寄贈された検査キットを使って同様の取り組みを実施していて、この時は9000人余りが検査を受け、陽性者は見つからなかったということです。