新型コロナのワクチン接種。愛知県・岐阜県に続き、三重県も11日、高齢者向けのワクチンについて、県内の市町への配分スケジュールを発表しました。

 三重県では、4月は「高齢者の人口が多い順」に配分していくとしていて、4月5日の週から国から届く2箱は、津市と四日市市に配分されます。この2市では12日に接種をスタートする予定です。

 続いて12日の週に届く10箱は、桑名市、東員町、鈴鹿市、亀山市、伊賀市、名張市、松阪市、伊勢市、南伊勢町、熊野市の10の市町に。

 19日の週に届く10箱は、いなべ市、菰野町、多気町、明和町、玉城町、大紀町、鳥羽市、志摩市、尾鷲市、紀北町の10の市町に、それぞれ1箱ずつ配分されます。

 そして26日の週は29箱届くため、県内の全29市町に1箱ずつ配分されます。ここまでで、木曽岬町や川越町など7つの町以外に2箱ずつ配分されているので、5月3日の週以降は、まずはこの7つの町に1箱ずつ届け、それ以降は、高齢者の人口に対するワクチンの配送量の割合に応じて、順次届けていくということです。

 県内の接種対象の高齢者はおよそ52万人で、この4週で届くワクチン合わせて51箱は、およそ2万5000人分となります。

 また、5月以降の国から届けられるワクチンの量はまだ詳細がわかっていないため、高齢者への接種が完了する時期は未定となっています。