小学校職員室で体調悪化しその後陽性判明…県教委40代女性職員が新型コロナに感染 三重で新規感染者6人
三重県では12日、新たに6人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む40代から80代の男女6人です。
津市の40代女性は県の教育委員会事務局の職員で、県内の小中学校を回り外国人児童や生徒への日本語の通訳の仕事などをしていました。
この女性は8日に派遣された伊賀市の小学校の職員室で翻訳作業をしていましたが、途中で体調が悪くなり早退し、9日の検査で陽性が判明しました。
県は小学校の職員6人を接触者として検査を進めていますが、児童との接触はなかったということです。
志摩市の70代男性は、11日に自宅で容体が急変して救急搬送され、搬送先の病院で亡くなりましたが、死亡後に医師の判断でPCR検査をして陽性が判明しました。
男性は2月20日から3月6日にかけて38度台の発熱と解熱を3回繰り返していたということです。男性の死因は不明ですが、死亡後に陽性が判明したため、県は新型コロナに関連した県内で63人目の死者としています。
県は亡くなった男性の自宅を搬送当日に訪ねていた親族3人の検査を進めています。
三重県の12日時点の病床使用率は21.4%、感染者は2579人になりました。