岐阜市の大学で行われた卒業式。3密を避けるため、これまでとは違った式となりました。

(リポート)
「こちらの会場では、振袖姿の学生らが熱心な様子でスクリーンに映し出される卒業式の様子を見ています」

 15日、岐阜市の岐阜聖徳学園大学で行われた卒業式。新型コロナの感染防止のため、1つの会場ではなく卒業生822人を学科ごとに15の会場に分散して開催されました。

 メインの会場で行われた式典の様子がライブ配信され、各会場に分かれた卒業生は映像を見る形で式典に参加しました。

 また学位記の授与も時間短縮のため、代表者以外は各会場で担当教員から手渡されました。

卒業生:
「いつもと違う感じでしたけど、卒業したんだという感じ。こういうのもアリかなみたいな」

別の卒業生:
「他の学部の友達もいたので寂しい気持ちもあったけど、卒業式ができたので十分です」

 大学では4月の入学式について、会場は1つに絞るものの時間を例年の半分以下にするなどの感染防止対策を講じ、開催するとしています。