「陸上人生で一番の風」に打ち勝つ…名古屋ウィメンズ優勝の松田瑞生「挑戦し続けることに意味がある」
14日の名古屋ウィメンズマラソンで優勝したダイハツの松田瑞生選手が15日、取材に応じ、「競技人生で忘れられない」と振り返りました。
松田選手:
「過去にもこんな風ないでしょ…。陸上人生で一番の風でした」
激走から一夜明け、報道陣にこう話したのは松田瑞生選手。14日に開かれた名古屋ウィメンズマラソンで、強い向かい風に多くの選手が苦しむ中、23キロ過ぎからトップを独走しました。ゴール直後に見せた笑顔は、自己ベストにわずか4秒届かなかったことへの悔し涙に。
それでも、マラソン2連勝を果たした圧倒的な強さに瀬古利彦さんは…。
瀬古さん:
「悔しさをしっかりとバネにして、最後まで独走状態で、本当に私も感激いたしました。もしものことがあったときには、松田選手もメンバーに入れるような力を今回見せたんじゃないかなと」
松田選手:
「自分の競技人生で忘れられない一本でした。挑戦し続けることに意味があると思うし、私は挑戦し続けたいです」