湧き上がる衝動のままに表現した芸術を意味する「アール・ブリュット」。障害者によるアール・ブリュットの作品展が名古屋で開かれています。

 緑だけでなく赤や青、黄色なども使って、大胆なタッチで表現したピーマン。会場には愛知県内の障害者による絵画やオブジェなど、アール・ブリュットの作品およそ150点が展示されています。

「打とうコロナ」とのタイトルで伝説の鳥・鳳凰を描いた作品には、新型コロナで日常の行動が制約される中、コロナに負けないという強い思いが込められています。

 またカニやトラ、ライオンなど、様々な生き物で鬼の顔を表現したユニークな作品も展示されています。

 この作品展は3月21日まで愛知芸術文化センターで開かれています。