愛知県では18日、新たに38人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは10代から90代の38人で、内訳は名古屋市が24人、豊田市など三河エリアが5人、瀬戸市など尾張エリアが8人などとなっています。

 また18日は入院していた60代の女性など、高齢の感染者2人が亡くなったことも発表され、県内の死者は565人となりました。

 大村知事は18日の会見で、予定通り3月21日で県独自の厳重警戒宣言を解除するとした一方で、22日から31日までは名古屋市内の酒類の提供を伴う飲食店や接待を伴う飲食店などに限って、営業時間の短縮要請を午後9時から10時までに緩和した上で継続すると発表しました。

 対象を名古屋市内とした理由については、「3月の2週目に入って新規感染者数が再び増加に転じている」ことを挙げ、「そろりそろりと段階を踏んで緩和していきたい」としています。

 名古屋市の1週間あたりの新規感染者数は、2月の第1週が281人、第2週が182人、第3週が170人、第4週が123人と減少傾向でしたが、3月は第1週の112人から第2週には148人と増えていて、第3週に入ってからはクラスターも2つ発生しています。