愛知県では19日、新たに47人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは10歳未満から80代の47人で、内訳は春日井市や日進市など尾張エリアが22人、名古屋市が12人、豊田市や豊橋市など三河エリアが10人などとなっています。

 豊田市の30代から70代の男女3人は市内の病院の患者や職員です。この病院に関連する感染者は11人となり、県がクラスターと認定する見通しです。

 また、名古屋市は4人が亡くなったことを発表し、県内の死者は569人となりました。

 19日に開かれた県の対策本部会議で、独自の「厳重警戒宣言」は21日で解除されることが正式に決まりましたが、大村知事は「新規感染者数は下げ止まりしている感がある」と述べました。

 県は31日までは名古屋市に限定して酒類の提供を伴う飲食店への営業時間の短縮を要請するなど、段階的に規制を緩和していく方針です。