愛知県では23日、新たに63人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは10歳未満から80代の63人で、内訳は春日井市や愛西市など尾張エリアで25人、名古屋市で21人、豊橋市や豊田市など三河エリアで11人などとなっています。

 63人の中には愛知学院大学の硬式野球部員がいますが、大学は22日、今回の部員を含む13人に感染が判明したと発表しています。

 大学によりますと13人はいずれも長久手市の寮で生活していて、県がクラスターに認定する見通しです。

 65人のクラスターとなっている市立半田病院では新たに70代の男性患者に感染が確認されました。

 豊田市の医療機関でも80代の女性患者に新たに感染が判明し、このクラスターは16人となりました。

 また、名古屋市で高齢者1人が亡くなったことが発表され、愛知県の死者は572人となりました。

 大村知事は23日の会見で1日に確認された新規感染者が12日ぶりに60人を超えたことに触れ、「下げ止まりというか少し増えている感じ。嫌な感じがする」と述べました。