愛知県は医療従事者向けの新型コロナのワクチンについて、5月中旬に必要数を確保できるとの見通しを示しました。

 愛知県は24日のワクチン接種の推進本部会議で、県内のすべての医療従事者およそ27万人が2回接種できる量を、5月10日の週までに確保できる見込みになったと発表しました。

 現在、新型コロナの患者を受け入れている病院などから接種が始まっていて、県は5月中にすべての医療従事者に2回の接種を完了させたい考えです。

 一方、高齢者向けのワクチンは4月中に全市町村に最低1箱は届けられ、国の方針通り、6月末までに県内すべての高齢者およそ190万人に2回接種できる量を確保できる見通しとしています。