三重県では24日、新たに10人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。三重県の感染者数が2桁になるのは3月6日以来18日ぶりです。

 感染が分かったのは四日市市や亀山市に住む20代から50代の男女10人です。

 四日市市の20代女性は、発症前に友人や知人らと名古屋で買い物や食事をしていたことがわかっていて、市が女性のアルバイト先の同僚13人を検査するとしています。

 また桑名市に住む30代の男性は、県外の会社に勤務していて、15日に発熱して検査しましたが陰性で、その後も1週間発熱が続いたため、再び検査を受けて感染が確認されました。

 このほかにも鈴鹿市の20代女性は、発症前に県外の友人のもとを訪れていたことがわかっていて、感染経路が不明な人の多くが県外で感染しているとみられています。

 三重県の24日時点の病床使用率は18.4%で感染者は2646人です。