去年5月、愛知県のホームページに新型コロナウイルスの感染者の個人情報が誤って掲載された問題で、県は職員3人を減給1か月の懲戒処分としました。

 26日付けで1か月間減給10分の1の懲戒処分となったのは、以前新型コロナ感染症対策室で勤務していた女性職員(42)と、上司の男性職員2人です。

 県によりますと、去年5月、女性職員は県のホームページに新型コロナの感染者490人の入院先と、このうち396人については個人名を誤って掲載し、上司の男性職員2人はダブルチェックを怠ったということです。

 個人情報が掲載された感染者に対する賠償金は、1人あたり2万円から4万円で、県はこれまでに490人中463人と和解。あわせて1676万円を支払う手続きに入っています。