岐阜県では28日、新たに12人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が確認されたのは神戸町や大垣市などに住む10代から60代の男女12人です。

 このうち神戸町に住む20代の女性4人は、いずれも外国籍でこれまでに感染が確認されている患者と同居していました。関連する感染者がこれで5人になったため、県はクラスターとして調査を進めています。

 また、これまでに同居の家族や友人などで感染者が確認されていて新たに認定されたクラスターでは、大垣市の20代女性が勤務する飲食店の利用客で60代男性が感染していることが分かりました。この飲食店は接待を伴う店で、県はほかの利用客の検査を行っています。

 このクラスターでは変異株も確認されているということです。県内のクラスターで変異株が確認されるのは初めてです。

 病床使用率は27日時点で15.7%、累計の感染者数は4808人です。