愛知県の大村知事は29日午後会見し、31日までとしている名古屋市内の酒を提供する飲食店などへの営業時間の短縮要請について、4月21日まで延長する方針を明らかにしました。

大村愛知県知事:
「(陽性者数が)3月前半、半ばに比べますと、じわじわと上がってきているのは事実であります。午後10時までの営業時間短縮要請は、4月21日まで延長継続したい」

 大村知事は29日午後に開かれた会見でこのように述べ、31日までとしている名古屋市の酒を提供する飲食店などへの営業時間の短縮要請について、4月21日まで延長する方針を示しました。

 営業時間はこれまでと同じ午後10時までで、対象もエリアも変えないとしていて、協力金も同様に1店舗当たり2万円とするということです。

 会見で大村知事は、感染状況がさらに悪化した場合、4月21日の期限を待たずにエリアの拡大など対策を強化する可能性もあるとしていて、県民に対し改めて感染防止対策の徹底を呼びかけました。