名古屋市は29日、新たに20人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。また80代の男性が亡くなったことも発表されました。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10歳未満から70代の男女20人です。

 土日の検査結果が反映される月曜日は発表される感染者数が比較的少ない傾向にありますが、26人だった2月1日以来、およそ2か月ぶりに20人台になりました。

 クラスターの拡大はありませんでしたが、20人のうち3分の2以上の14人は感染経路がわかっていません。

 市は、感染が下げ止まりから拡大傾向にあるとみて、手洗いや密を避けるといった基本的な対策に加えて、大人数での会食を控えるなど、感染予防を怠らないよう警戒を呼びかけています。

 また29日は、入院していた80代男性が亡くなったことも発表され、名古屋市の死者は273人になりました。