日銀名古屋支店は、2月の東海3県の短観=企業短期経済観測調査の結果を発表し、製造業の景況感は3期連続で改善しました。

 日銀名古屋支店は1日、2月の東海3県の短観=企業短期経済観測調査の結果を発表しました。

 景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を引いた業況判断指数は、製造業が去年12月から13ポイント改善しマイナス3となりました。

 製造業の改善は3期連続で、自動車関連を中心に生産や輸出が回復しつつあることが主な要因と分析しています。

 一方、非製造業はマイナス17と2ポイントの改善にとどまりました。

 日銀名古屋支店は、先行きについて「新型コロナの第4波の兆しが見られるので、東海地方への波及を注意深く見ていきたい」としています。