愛知県では4月1日、新たに83人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また17人に変異ウイルスへの感染も判明しています。

 新型コロナウイルスの感染が判明したのは、10歳未満から90代以上までの83人で、内訳は名古屋市が35人、豊田市が10人、岡崎市が5人などとなっています。

 豊橋市では積善病院の職員と患者合わせて4人に感染が判明し、このクラスターは62人となりました。

 また、県によりますと新たに17人に変異ウイルスへの感染が確認されたということです。県内の変異ウイルスの感染者は69人となりました。

 1日は豊田市で入院していた80代女性が亡くなったことも発表され、県内の死者は584人となりました。

 大村知事は1日の会見で愛知県の感染状況について、新規感染者数や入院者数が「ステージ2」相当であることに触れ、「直ちに『まん延防止等重点措置』を要請する状況には至っていない」としましたが、今後各指標が「ステージ3」に近づいた場合、措置の適用を要請することもあるとの考えを示し、県民に改めて感染防止対策の徹底を呼びかけました。