名古屋市は2日、新たに51人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。また、入院していた高齢の感染者2人が亡くなったことも発表しています。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10歳未満から80代の51人です。51人とは別に20代の女性が再陽性となったことも判明しました。1日に確認された新規感染者数が50人を超えるのは、1月31日以来61日ぶりです。

 市によりますと、感染者との接触がわかっているのは29人で、クラスターの拡大はありませんでしたが、職場の会食や首都圏や関西圏への往来があったという人が数人ずついるということです。

 20代と30代で6割強の33人を占めているのも特徴で、市は今後の拡がりに警戒感を強めています。

 また2日は、入院していた80代と90代の男性が亡くなったことも発表され、名古屋市の死者数は277人になりました。